山羊です。
毎朝(起きれない時もあるのですが)、山羊さんの大好きな雑草がある草むらへ連れて行くのが日課になっています。
ちなみに、奥手にいるのがメイちゃん♀で、手前がAちゃん♂です。
メイちゃんは女の子なのでミルクを出してくれるのですが、Aちゃんは男の子なのでミルクが出ません。
つまり、Aちゃんは食肉用に育てています。
名前を付けたら悲しくなるから、Aちゃんという名前になっているのですが、正直ローマ字にしたところで何の意味もありません…
もうすでに情が出てしまっていて、あの可愛いAちゃんを絞めてお肉をいただくなんてできる気がしません。
でもこれも、命を尊さや食事のありがたさを学ぶ機会です。
その時が来たら、頑張りましょう。
近くにある民宿さとみで、飼っている鶏7羽が全てイタチに殺されてしまって、その鶏のお肉をいただくために解体をしに行きました。
行く前は絶対できないと思っていたのが、死体を熱湯につけて羽をむしるとただのチキンにしか見えなくなって美味しそうに感じてきました。
さすがに解体はできないと思って、小暮さんが解体しているところを見ているとできる気がしてきて、1羽だけ包丁を入れて解体させていただきました。
上手には出来なかったけれど、一生懸命解体しました。
いつもは、スーパーで売っている白いトレイに入ったお肉をただ「食べ物」としか思っていなかった。
でもお肉は「食べ物」である以前に「生き物」であったということ。
「生き物」をいただくということにきちんと感謝するべきだと強く感じました。
話は変わりますが、映画「阿賀に生きる」の撮影された小林茂監督が、今回新潟県の豪雪地帯で「風の波紋」を製作されていて、この中立山にも数回撮影に来られています。
目の前で見ると、とっても不思議でぞくぞくするような動きをしていてとても楽しめました。
伝統芸能をまじかで見れて、とてもいい体験をさせていただきました。
見ていると、僕も踊ってみたいと思いました。
こうやって、ここに来てから普段出会えないような人に出会い、普段できないような体験をし楽しませてもらっています。
本当に周りに方々に感謝感謝の毎日です。
ありがとうございます。