昨年東山小学校の子どもたちが体験してきた牛飼い修行の旅。私も前々からやってみたいと思っていたところで…今回は牛飼いのお手伝いをしてきました。
お手伝いさせていただいたお家では、朝のお世話は午前四時半スタート。自宅裏の牛舎から始め、小栗山にある共同牛舎へ。除雪をしなければならない時は、もっと早めに出るそうです。夕方のお世話は午後三時すぎから。午後は共同牛舎から始めます。二か所の牛舎を回ると二時間程かけて回っています。
牛飼いのやり方は人それぞれ。こちらではお掃除からです。牛の足元を綺麗にしてから餌をやります。
まず、前菜としてトウモロコシとふすま(小麦を細かくしたもの)を混ぜたものを桶に入れてやります。
続いてメインディッシュの牧草をたっぷりと。牛たちはじーっと見つめたり、そわそわしたりしながら、餌を待っています。同じ牛でもよーく観察していると見た目はもちろん、草を食べるスピードから餌の好みまで違うんですね。
牛たちの性格を知り、毎日健康状態を見ながらお世話をする、一頭一頭説明してくださる建治さんからは牛たちへの愛情が伝わってきました。取材に伺った日は三月に入ってからでしたが、まだまだ寒く雪の降る明け方でした。ホッカイロ頼みの私をよそに、「朝早く出るのは苦にならない」牛が好きだからこそできるお仕事だと思いました。
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